2024/04/08

児童指導員任用資格の取り方(3):大学での専攻からの任用資格

福祉の資格求人センターを運営する、人材紹介会社フレディでは、放課後等デイサービスのお仕事を数多くご紹介しております。

 

児童指導員は、「児童指導員」という資格があるわけではありません。別の資格や経歴などの条件を満たす場合に、「児童指導員任用資格を満たす」ということになります。

これまで、実務経験による任用資格他の資格による任用資格について説明してきました。

 

今回は大学などでの専攻により、児童指導員の任用資格を取得出来るケースについて説明いたします。

 

児童指導員の資格について定める法律では、「大学・大学院において、社会福祉学、心理学、教育学若しくは社会学を専修する学科又はこれらに相当する課程を修めて卒業した者」と定められています。

 

「数科目だけ心理学を履修した」というのでは、専門に学んでいた事にならないので、任用資格を得ることはできません。学科、課程、専攻、コースなどが、該当していなければなりません。最近では大学のWebページに、児童指導員に任用資格が取得可能なのか書いてあります。

 

心理学科卒の場合については、こちらにもまとめています。

 

任用資格があるかの判断は、最終的には事業所を管轄している行政(都道府県や市町村)が行います。大学の成績証明書にある履修科目をみて専修したといえるかの判断を行います。そのため、成績証明書をご用意していただくことが必要になります。大学に成績証明書を発行依頼をしてから手元に届くまで、10-14日くらいかかってしまいます。先ずは、卒業証明書成績証明書を大学に発行依頼をすることが、スムーズに転職活動を進めていく上で重要となります。行政の判断についてはこの記事もご参照下さい。

大学によっては「児童指導員任用資格証明書」を発行してくれるところもあります。詳しくはこちらの記事をご覧下さい。

 

ご自身が任用資格を満たしているのか分かりづらいかと思います。私どもにお気軽にご相談下さい。