2024/04/24
放課後児童支援員は児童指導員任用資格を満たしますか?
「福祉の資格求人センター」を運営する、人材紹介会社フレディでは、放課後等デイサービスのお仕事を数多くご紹介しております。
児童指導員の任用資格について、実務経験、他の資格からの任用要件、大学での専攻について説明しました。こんなケースは満たさないという事例もあげてきました。
今回は時々お問い合わせをいただく、ケースについて説明いたします。
放課後児童支援員の資格を持っています。児童指導員任用資格を満たしますか?
学童保育、放課後児童クラブでお仕事されている方が取得されている、放課後児童支援員の資格は、そのまま児童指導員任用資格になりません。
しかし、この放課後児童支援員の資格をお持ちの方は、ほとんどの方が児童指導員任用資格を満たします。
なぜなら、放課後児童支援員の資格の研修受講要件が、児童指導員の任用資格の要件とほぼ同じだからです。
・保育士、社会福祉士、幼稚園教諭、教員免許
・大学の専攻が社会福祉学・心理学・教育学・社会学・芸術学・体育学
・児童福祉事業での実務経験が2年以上
注意が必要なのは、大学の専攻が芸術学・体育学の場合です。
この2つの専攻だけは、児童指導員の任用資格に含まれていません。この2つの専攻の方は、教員免許も取得されている方が多いです。それであれば、任用資格を満たします。
教員免許を取得していない場合は、実務経験2年があれば、児童指導員の任用資格を満たします。
放課後児童支援員の資格をお持ちでなくて、療育のお仕事にご興味をお持ちであれば、こちらの記事に無資格から児童指導員になる方法についてまとめています。
学童保育の現場にも発達障害などの特性を持つ子どもたちがいます。見なければならない子どもたちの数が多くて、個々に見てあげることが出来ないもどかしさを感じられおられるかと思います。
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