2024/07/02

心理系資格いろいろ 児童指導員の任用資格は?

人材紹介会社フレディでは、児童発達支援事業所や放課後等デイサービスのお仕事を数多くご紹介する、「福祉の資格求人センター」を運営しております。

 

放課後等デイサービスや、未就学児対象の児童発達支援事業所といった療育施設でのお仕事の求人案件では、ほとんどの求人で児童指導員の任用資格を求められています。先日、心理学科卒の方は児童指導員の任用資格を満たすという記事を書きました。心理系の資格は様々なものがありますが、どの資格であれば、児童指導員としてお仕事出来るのかを説明します。

 

公認心理師、臨床心理士

公認心理師、臨床心理士は、心理系資格の最難関ということになるでしょうか。心理系の大学を卒業してから、大学院で修士論文を書き上げて修了した後に、試験に合格しなければなりません。そして、公認心理師、臨床心理士は、専門職員として専門的支援加算の対象になります。

 

認定心理士は?

認定心理士の資格は、四大で心理学を専攻していないと取れません。なので、心理学科卒ということで、任用資格を満たします。行政への届出時には、大学の卒業証明書や成績証明書が必要になります。また、地域によっては、専門的支援加算の対象にもなります。

 

精神保健福祉士は?

精神保健福祉士も任用資格を満たします。大学や専門学校等で学んだ後に、試験を受けることになります。社会福祉士とともに、児童指導員としてお仕事することが可能です。合格しただけではダメで、登録手続きを完了して、資格証を取得しなければなりません。

 

他の資格は?

最近では、通信教育などで取得できる心理系の資格が増えています。「〇〇心理カウンセラー」「〇〇セラピスト」「メンタル〇〇」など、3ヶ月から半年くらいで取得できたり、初級資格から上級資格まで設定されているものもあります。

 

児童指導員の任用資格という点でいくと、残念ながら、どの資格も任用資格を満たしません。「心理のことを学んで、資格も取得したのに」といわれますが、あくまで療育は決まった資格を持ったスタッフを配置しなければならない仕組みになっています。「心理のことが詳しい人」よりも、「特定の心理の資格を持っている人」を求めています。

 

では、どうしたらいいのか?

心理系のことを学んで、療育の仕事をしたいのであれば、先日「無資格から児童指導員になる方法」で説明したように、下記の方法が1番現実的です。

 

 ・放送大学など通信制大学で、心理学科卒の学位を取る

 

放送大学であれば、大卒の方であれば、3年次から編入できます。それなら2年間、学費が計40万円くらいかかります。資格試験を受験する必要はなく、心理学科を卒業すれば、任用資格を得ることが出来ます。

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